ゴート戦争とは

ゴート戦争とは

ゴート戦争とは

ゴート戦争は、ゲルマン系民族のゴート族が、ローマ帝国領内のバルカン半島に侵入したことに端を発する戦争です。375年以降のゲルマン民族の大移動に端を発する、地中海世界の混乱事象の1つですね。
結果的にローマはゴート族に敗北を喫してしまい、西ローマ帝国滅亡に繋がりました古代ヨーロッパという時代区分は、一般的にこの西ローマ帝国滅亡をもって定義づけられることから、ヨーロッパ史を学ぶ上で重要な出来事といえます。

 

 

ゴート戦争の背景

当初ローマは侵入してきたゴート族の帝国領内への移住を認め、ゴート族からローマへの兵力供給の見返りとして、ゴート族の保護を約束する同盟条約を結びました。ところがゴート族に与えられた土地は、あまりに狭かったので、やがて彼らは飢餓に苦しむことになります。

 

ゴート族の反乱

ゴート族はローマに窮状を訴え、条約に基づき十分な食料を供給と土地の分配をするよう求めましたが、対応は到底満足できるものではありませんでした。そして飢餓による死者が続出する中、ゴート族の代表が殺される事件が起き、ゴート族の怒りが爆発。反乱が起きゴート戦争の幕開けとなったのです。

 

・ハドリアノポリスの戦い

ゴート戦争の戦いの中で最も有名なのが、378年のハドリアノポリスの戦いです。両勢力の中間地点にあたるハドリアノポリスで両軍が衝突し、結果ローマは大敗を喫してしまうのです。
ゲルマン人の帝国心臓部への侵入を許してしまい、ローマ帝国はこれを機にゲルマン化の一途を辿ることになります。そして476年にゲルマン人の傭兵隊長オドアケルにより皇帝が廃位されたことで、西ローマ帝国は滅亡してしまいました。

 

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