古代ローマの法制度/改革

古代ローマの法制度/改革

古代ローマの法制度/改革

古代ローマ時代に制定された法律や制度、歴史上重要な改革などについて紹介しています。

ローマ市民権とは、古代ローマにおいて、ローマ市民に与えられた様々な権利です。ローマ人とはローマ市民権を持つ人々のことを指します。ここではローマ市民権を持つことによるメリットや得られる条件などについて解説しています。ローマ市民権のメリット市民権を持つ者は、民会における選挙権・被選挙権/婚姻権/裁判権・控訴権/ローマ軍団兵への入隊権/財産相続権などの権限を有していました。これらは奴隷や外人にはない権利...

ラティフンディウム(もしくはラティフンディア)は、古代ローマにおいて、征服地に開かれた、奴隷を労働力とした大規模農園です。第二次ポエニ戦争の頃から共和政末期にかけて急速に普及した経営手法として知られます。ラティフンディウムの特徴ローマが地中海世界に急速に覇権を拡大していた時代。ローマは戦争で占拠した土地を国有地とし、耕作に必要な経済力を持つ有力者に分与し、有力者は征服地の奴隷を使役して、ブドウ、オ...

コロナートゥスとは、帝政ローマ後期に、従来のラティフンディウムに代わり普及した農業形態の1種です。中世における農奴制の端緒ともなりました。コロナートゥス成立の背景ラティフンディウムとは、富裕層による奴隷労働に頼った大土地経営手法のことですが、「パックス・ロマーナ(ローマの平和)」と呼ばれる時代になり、征服地から奴隷を供給できなくなりました。労働力が不足して経営が成り立たなくなってきたのです。そこで...

グラックス兄弟は、共和政ローマ末期に疲弊するローマ社会を救済すべく、あらゆる改革を推し進めようとした人物です。兄のティベリウス・センプロニウス・グラックスと、弟のガイウス・センプロニウス・グラックスの2人兄弟です。結局既得権益者の妨害にあい、兄は暗殺、弟は自殺に追い込まれたことで、改革は失敗に終わったものの、すぐに彼の意思を継ぐ者が現われ、保守派と改革派が激しく争った内乱の時代(内乱の1世紀)に突...

前2世紀末のローマ。北方から侵入してくるキンブリ人の対応に手を焼いていました。ノレイアの戦い(紀元前112年)、アラウシオの戦い(紀元前105年)での惨敗、ユグルタ戦争での予想外の苦戦。…ローマは国防力強化の必要性を迫られていました。キンブリ人はアルプスのすぐ向こう側まで迫っており、ローマ人の間では蛮族がすぐそばまで来ているという噂が広がり、ローマ社会に「Terror Cimbricus (キンブ...

アントニヌス勅令は、ローマ帝国内の全自由民にローマ市民権を与えた勅令です。212年7月11日にローマ帝国のカラカラ帝によって発布されました。勅令の効果アントニヌス勅令により、属州民や解放奴隷でも選挙権や属州民税の免除といった特権が与えられ、それまでは運と自分の努力で勝ち取るしかなかったものを、遺産相続税・解放奴隷税といった納税義務と引き替えに手に入るようにしたのです。勅令の主な目的この勅令は同化政...

ミラノ勅令というのは、313年にコンスタンティヌス1世が、リキニウス帝とミラノで会見した際に発した勅令です。キリスト教を初めて公認し、ローマにて長期間行なわれていたキリスト教迫害に終止符を打つものとなりました。ミラノ勅令の内容や目的キリスト教を信仰する自由を認め、協会の没収財産の返却、教団の法人としての認知などが定められた勅令です。急速に増えていたキリスト教徒の支持を得て、帝国統治に利用することを...

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