プラエトル(法務官)とは

プラエトル(法務官)とは|ローマの司法全般に携わる

プラエトル(法務官)とは|ローマの司法全般に携わる

プラエトル(法務官)は、古代ローマの政務職のうち、主に司法を担当していた官職です。地位の高さとしてはコンスル(執政官)に次ぎ、コンスルと同じくインペリウム(命令権)を有していました。

 

 

「プラエトル」という呼称について

共和政の最初期には、ローマの最高統治者を指す言葉としては「コンスル」ではなく、「プラエトル」という呼称が使われていました。「プラエトル」とは「指揮する者」 という意味の「praeire」に由来し、最初は軍事における司令官という意味合いが強かったようです。

 

プラエトルの役割

最初は軍事司令官としての意味合いが強かった役職ですが、反逆や殺人などの裁判に携わるようになり、やがて司法全般を担当するようになりました。ローマ法の基礎を作ったのは歴代プラエトルの面々です。
帝政期には皇帝権力に組み込まれていったことで、権限がしだいに縮小し、名誉官職的な意味合いが強くなっていきました。

 

プラエトルの人数

人数は最初は2名でしたが、8名、12名、18名と時代が下るにつれて増えていきました。

 

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