古代ローマの警察組織|治安維持は軍隊が兼任?

【社会】古代ローマの警察組織|治安維持は軍隊が兼任?

古代ローマの警察組織|治安維持は軍隊が兼任?

現代における「警察」とは、国民に命令・強制する権利を持つ軍隊に並ぶ実力組織でありながら、軍隊とは分離した組織として知られますね。公共の安全や秩序、市民の命や財産を守り、犯罪防止・捜査などを行なう仕事です。
しかし古代ローマ社会において、一般的にそういった役割は軍隊が担っていて、現代の警察のような独立した治安維持機関はありませんでした。

 

 

大都市ローマでは消防士と警察を融合したような組織が

【社会】古代ローマの警察組織|治安維持は軍隊が兼任?

 

大都市ローマでは例外的に、「ウィギレス(Vigiles)」と呼ばれる、奴隷で編成された治安維持舞台が活動していました。
ローマの建築物というと石造のイメージが強いかもしれませんが、意外と木造が多かったので、密集した住宅地では火災の心配が常にありました。(全ての世帯主は火災対策を義務づけられていました)そのためウィギレスが消防団として夜の市内を巡回していたのです。

 

やがてウィギレスは、火災だけでなく路上の秩序維持にも務めるようになりました。泥棒や強盗のような犯罪行為に目を光らせ、逃亡奴隷を捕まえたりするようになり、実質ほぼ現代でいう警察のような存在になっていました。

 

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